2012/05/26(sat)
document not found presents「2/2」vol.2
at 吉祥寺WARP
開場 18時
開演 18時半
チケット前売 1500円 当日 1800円
info : documentxnotxfound(at)yahoo.co.jp
出演:
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kallaqri(from青森)
ifeelfine
stereotype(from静岡)
THE SUNSETBOULVARD
現代(from旭川)
現代 久々にライブやります。
初の東京でのライブ、document not foundの企画に呼んで頂きました。多謝。
この日のベースはヘルプでnobody celebrates my birthdayのレオが弾いてくれます。
東京の皆様、何卒よろしくお願いします。
2012年5月5日土曜日
2012年5月4日金曜日
変わること変わらないこと
春はまだ、とうつつを抜かしていれば既に春は訪れていたのでした。
いざ極寒に馴染んでしまえば気温の感覚なんて勝手に狂ってしまいます。ようやく長い冬から脱出したというのに、季節の速度に身体がついていけないままボンヤリと春を迎えた。みるみるうちに桜も咲いて、散った。私はうっすらと風邪をひいて、治った。
春の始まりって、いつもこんな感じで。
3月のenvyに引き続き、もうひとつの2012年の楽しみとして、ずっと心待ちにしていた日、4月15日のモスキートでのtoeとTheSun、"Salon"は毎回間違いなく行ってよかったと思えて、毎回ガツンと衝撃を受けて帰ってこれる至宝の企画。そのSalonがモスキートで開催されるというそれだけでもとてつもなく嬉しいこと。この日はモスキート史上200%の集客密度。どの瞬間を思い返しても、ハードコアが好きでよかったとまた心底から思える最高の企画。
TheSunは今回イサイさんのお休み前ラスト。ひたすらに胸が熱くなった、影響とか、憧憬とか、衝撃とか、いろいろと自分にとっての血肉となる気持ちのど真ん中にいる大きな存在なので、全てをうまく言葉にはできないのだけど、感傷的になることなく、さらに前線へと進み続けるTheSunが楽しみと思えるのです。TheSunは揺るぎなく常に最高で最強にカッコイイ。
そして個人的には数年前の札幌以来に観れたtoe、旭川で観ることができた瞬間すべてがドラマチックで詩的。計り知れない躍動感。言葉にしてしまうのがもったいなく思うほど至高。素晴らしくカッコよかった。宝物の1日。
昨年5月でモスキートで開催されたベネフィット企画"Light the ground"のDVDも今回から発売され入手。全バンドのライブ、オフショット含め素晴らしい内容で、更に売り上げは義援金になるのでたくさんの方に観て欲しい。何度も観ては余韻に浸ってしまう。
それから4月21日、昼は電気猫を借りて久々に現代練。夜はモスキートでライブを観に行った。久々に観れたcopymeは深みが増していた。そして最近のクラウディの勢いと熱量のハンパなさと言ったら素晴らしい。経験の積み重ねがしっかり伝わってくる良いライブ。
nobody celebrates mybirthdayも闇夜をひたすら疾走してまた闇夜に全力疾走、一寸先闇上等!なところが魅力。大いに駆け抜け続けてほしいものです。
続いて、この日の見どころのひとつとして注目したのがclap stainの復活。旭川では何年かに1度、突然変異的に狂った(モチロン褒め言葉)高校生バンドが誕生する。"突然変異の街"と呼ばれる経緯には、先述のクラウディやNCMBも引っかかってくるのだけど。その現象が囁かれるよりもずっと前、おそらく6年以上は前のことですが、旭川にはかつて31Gなどサンディエゴのハードコアに影響を受けた高校生バンドがいた。それがclap stain。当時はライブ観て旭川にこんな狂ったバンドいるのか…!となにせビックリしたもの。私自身はin a comaで共演した時なんか、カッコよくて悔しい思いをした。
個人的には、音楽に対して「早すぎた」という言葉を使うのは言い訳がましくてあまり好きじゃないのですが、彼らに関してはそうとしか言いようがないかもしれない、彼らだけの力だけでは何とも出来なかった諸々を含めて。復活する噂は前からちらっと聞いていたけれど、モスキートが出来る前に活動してたバンドなので、いまここで復活というのも個人的には嬉しかった。歳月が経ち、いまは高校生でもなく立派な社会人となっていたけれど、久々に再会した彼らは当時とそんなに変わってなくて、懐かしさとも違って思いのほかに感慨深くなってしまった。とりあえず今後の活動にも期待しつつ、祝復活。
それから、久々の旭川でのライブとなった札幌のcolor me blood red、前vo.スガワラさんが強烈なインパクトだったのもあり、新vo.加入後のライブは良い意味で想像がつかないまま観れましたが死角から思いきり打たれるような負けず劣らずの強烈なインパクトで新しい衝撃。それにゲスゲスのギターはモスキートの空間にしっくりマッチするのです。
いつ観ても最高。また旭川で観たい。
キラーパス連続の中この日のトリのTGも、かなりキレキレでカッコよかった。
…そして、ミウミウの神がかり的なショット!!!
すべてのライブが終わって、この日一番ビックリしたのは京都のディストロwith one accordのゆうき君がモスキートまで来てくれたこと。4年前の現代企画ぶりに再会できて嬉しかった。打ち上げではswe distroオガワさんと共にディストロ座談会。お互いに地方で離れているのもあるのだけど複数のディストロ同士で会って話すのって普段なかなかないので有意義。それぞれのディストロに対するモチベーションの高さを再確認した。
そうして朝まで呑み語らい春夏冬ラーメンを食し、滞在先の札幌まで始発で戻るゆうき君を駅まで見送って〆。ありがとう。
家に帰ってからは、変わったものとか変わらないものについて考えていた。決して感傷的なモノじゃなく感慨深さが近い。ただ、この日のモスキートに関しては、不思議と久しぶりな人達であればあるほど変わってないように思えた。筆頭にあげれば6年ぶりのclap stainの変わらなさとか、久しぶりに会ったゆうき君も前回会った4年前と全く同じ格好であったことも含めて(笑)、客観的に見ると自分の中で最も頻繁に観てるであろうTGとかは常に変化があるようにも思えるし、モスキートを定点として大きく括っても旭川はここ1、2年は急激な変化が起こってるのかもしれない。それに、この日に出ていた旭川のバンドは特にどれも個性派揃いで、そのピースをかき集めてみると改めてかなり面白い街だと実感できた。帳が開けた感じ。
変わらないことの美学、変わることへの美学。どっちが正しいというわけもない、点在しているどれもがありのままの現在なんだろう。みんな前へ進んでいる。
5月3日の夜は、cafe yuryoにてキセルの旭川公演を観に行った。今回の企画は、小樽の友人ノロさんが企画を組んだのだけど、市外の方が旭川で会場探しから始め企画を組むってまずなかなか出来ないことだし、本当にスゴイこと。しかもしっかりSOLD OUTというのもスゴイ。自分が運営に携わってるわけでもないのに地元でSOLD OUTと聞くとなぜか清々しい言葉の響きである…。
当日までの企画の運営準備など、微力ながら色々と相談を受けたり、ノロさんの代行で市内各地へのフライヤー配りなど少し協力させて頂いたけれど、企画を組むことについて私自身も根本的に学ぶことや与えられるモノが多かった。何よりも彼女は当日の為にとても頑張っていたし、その想いが溢れる素晴らしい企画でした。ノロさんお疲れさまでした。
初めて観れたキセルのワンマンライブは素晴らしく心地よかった。ほのかにオリエンタル。蓮の花みたいなオーラに包まれていた。yuryoでライブ観るのも初めてだったのだけれど、窓辺が背景のライブって普段案外体験出来ないので素敵。主役が音楽(今回の場合はキセル)だとして、名傍役として窓辺が活きる。向かいの神田館の窓越しに見えるエレベーターの風景がSFチックでまた良い。アンコール含め2時間セット、堪能しました。
キセルは私個人的に「町医者」という曲を聴いたとき、偶然にも曲の音風景と同じ体験をした、というフシギな思い出があったので、今回のライブで聴けたのはとても嬉しかった(もちろんノロさん経由してのご本人への事前タレコミリクエストなどはナシです) そんな話を企画前にノロさんとしたばかりだったので、ライブが終わったあと思わず顔見合わせヤッタネ!とニヤッとしてしまいました。
終演後はモスキート楽屋に遊びに行き、だらっとお喋りして家に帰った。良い1日。
勝手な春の訪れとともに、私も少しずつ前を向いて進んでいけています。
いざ極寒に馴染んでしまえば気温の感覚なんて勝手に狂ってしまいます。ようやく長い冬から脱出したというのに、季節の速度に身体がついていけないままボンヤリと春を迎えた。みるみるうちに桜も咲いて、散った。私はうっすらと風邪をひいて、治った。
春の始まりって、いつもこんな感じで。
3月のenvyに引き続き、もうひとつの2012年の楽しみとして、ずっと心待ちにしていた日、4月15日のモスキートでのtoeとTheSun、"Salon"は毎回間違いなく行ってよかったと思えて、毎回ガツンと衝撃を受けて帰ってこれる至宝の企画。そのSalonがモスキートで開催されるというそれだけでもとてつもなく嬉しいこと。この日はモスキート史上200%の集客密度。どの瞬間を思い返しても、ハードコアが好きでよかったとまた心底から思える最高の企画。
TheSunは今回イサイさんのお休み前ラスト。ひたすらに胸が熱くなった、影響とか、憧憬とか、衝撃とか、いろいろと自分にとっての血肉となる気持ちのど真ん中にいる大きな存在なので、全てをうまく言葉にはできないのだけど、感傷的になることなく、さらに前線へと進み続けるTheSunが楽しみと思えるのです。TheSunは揺るぎなく常に最高で最強にカッコイイ。
そして個人的には数年前の札幌以来に観れたtoe、旭川で観ることができた瞬間すべてがドラマチックで詩的。計り知れない躍動感。言葉にしてしまうのがもったいなく思うほど至高。素晴らしくカッコよかった。宝物の1日。
昨年5月でモスキートで開催されたベネフィット企画"Light the ground"のDVDも今回から発売され入手。全バンドのライブ、オフショット含め素晴らしい内容で、更に売り上げは義援金になるのでたくさんの方に観て欲しい。何度も観ては余韻に浸ってしまう。
それから4月21日、昼は電気猫を借りて久々に現代練。夜はモスキートでライブを観に行った。久々に観れたcopymeは深みが増していた。そして最近のクラウディの勢いと熱量のハンパなさと言ったら素晴らしい。経験の積み重ねがしっかり伝わってくる良いライブ。
nobody celebrates mybirthdayも闇夜をひたすら疾走してまた闇夜に全力疾走、一寸先闇上等!なところが魅力。大いに駆け抜け続けてほしいものです。
続いて、この日の見どころのひとつとして注目したのがclap stainの復活。旭川では何年かに1度、突然変異的に狂った(モチロン褒め言葉)高校生バンドが誕生する。"突然変異の街"と呼ばれる経緯には、先述のクラウディやNCMBも引っかかってくるのだけど。その現象が囁かれるよりもずっと前、おそらく6年以上は前のことですが、旭川にはかつて31Gなどサンディエゴのハードコアに影響を受けた高校生バンドがいた。それがclap stain。当時はライブ観て旭川にこんな狂ったバンドいるのか…!となにせビックリしたもの。私自身はin a comaで共演した時なんか、カッコよくて悔しい思いをした。
個人的には、音楽に対して「早すぎた」という言葉を使うのは言い訳がましくてあまり好きじゃないのですが、彼らに関してはそうとしか言いようがないかもしれない、彼らだけの力だけでは何とも出来なかった諸々を含めて。復活する噂は前からちらっと聞いていたけれど、モスキートが出来る前に活動してたバンドなので、いまここで復活というのも個人的には嬉しかった。歳月が経ち、いまは高校生でもなく立派な社会人となっていたけれど、久々に再会した彼らは当時とそんなに変わってなくて、懐かしさとも違って思いのほかに感慨深くなってしまった。とりあえず今後の活動にも期待しつつ、祝復活。
それから、久々の旭川でのライブとなった札幌のcolor me blood red、前vo.スガワラさんが強烈なインパクトだったのもあり、新vo.加入後のライブは良い意味で想像がつかないまま観れましたが死角から思いきり打たれるような負けず劣らずの強烈なインパクトで新しい衝撃。それにゲスゲスのギターはモスキートの空間にしっくりマッチするのです。
いつ観ても最高。また旭川で観たい。
キラーパス連続の中この日のトリのTGも、かなりキレキレでカッコよかった。
…そして、ミウミウの神がかり的なショット!!!
すべてのライブが終わって、この日一番ビックリしたのは京都のディストロwith one accordのゆうき君がモスキートまで来てくれたこと。4年前の現代企画ぶりに再会できて嬉しかった。打ち上げではswe distroオガワさんと共にディストロ座談会。お互いに地方で離れているのもあるのだけど複数のディストロ同士で会って話すのって普段なかなかないので有意義。それぞれのディストロに対するモチベーションの高さを再確認した。
そうして朝まで呑み語らい春夏冬ラーメンを食し、滞在先の札幌まで始発で戻るゆうき君を駅まで見送って〆。ありがとう。
家に帰ってからは、変わったものとか変わらないものについて考えていた。決して感傷的なモノじゃなく感慨深さが近い。ただ、この日のモスキートに関しては、不思議と久しぶりな人達であればあるほど変わってないように思えた。筆頭にあげれば6年ぶりのclap stainの変わらなさとか、久しぶりに会ったゆうき君も前回会った4年前と全く同じ格好であったことも含めて(笑)、客観的に見ると自分の中で最も頻繁に観てるであろうTGとかは常に変化があるようにも思えるし、モスキートを定点として大きく括っても旭川はここ1、2年は急激な変化が起こってるのかもしれない。それに、この日に出ていた旭川のバンドは特にどれも個性派揃いで、そのピースをかき集めてみると改めてかなり面白い街だと実感できた。帳が開けた感じ。
変わらないことの美学、変わることへの美学。どっちが正しいというわけもない、点在しているどれもがありのままの現在なんだろう。みんな前へ進んでいる。
5月3日の夜は、cafe yuryoにてキセルの旭川公演を観に行った。今回の企画は、小樽の友人ノロさんが企画を組んだのだけど、市外の方が旭川で会場探しから始め企画を組むってまずなかなか出来ないことだし、本当にスゴイこと。しかもしっかりSOLD OUTというのもスゴイ。自分が運営に携わってるわけでもないのに地元でSOLD OUTと聞くとなぜか清々しい言葉の響きである…。
当日までの企画の運営準備など、微力ながら色々と相談を受けたり、ノロさんの代行で市内各地へのフライヤー配りなど少し協力させて頂いたけれど、企画を組むことについて私自身も根本的に学ぶことや与えられるモノが多かった。何よりも彼女は当日の為にとても頑張っていたし、その想いが溢れる素晴らしい企画でした。ノロさんお疲れさまでした。
初めて観れたキセルのワンマンライブは素晴らしく心地よかった。ほのかにオリエンタル。蓮の花みたいなオーラに包まれていた。yuryoでライブ観るのも初めてだったのだけれど、窓辺が背景のライブって普段案外体験出来ないので素敵。主役が音楽(今回の場合はキセル)だとして、名傍役として窓辺が活きる。向かいの神田館の窓越しに見えるエレベーターの風景がSFチックでまた良い。アンコール含め2時間セット、堪能しました。
キセルは私個人的に「町医者」という曲を聴いたとき、偶然にも曲の音風景と同じ体験をした、というフシギな思い出があったので、今回のライブで聴けたのはとても嬉しかった(もちろんノロさん経由してのご本人への事前タレコミリクエストなどはナシです) そんな話を企画前にノロさんとしたばかりだったので、ライブが終わったあと思わず顔見合わせヤッタネ!とニヤッとしてしまいました。
終演後はモスキート楽屋に遊びに行き、だらっとお喋りして家に帰った。良い1日。
勝手な春の訪れとともに、私も少しずつ前を向いて進んでいけています。
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